セイコータイムラボ株式会社様
研修の最後のころはみんな上機嫌で、それが会社の雰囲気を変える
中原洋社長へインタビュー
状況は半年前より今の方がピンチなのに、研修受講者はチャンスと捉えて前向きに、明るくチャレンジしています!
成果と効果に関する感想を教えてください。
研修メンバーがやっぱり明るくなったことです。研修当初、上機嫌ではなかったメンバーが研修が終わるころにはみんな上機嫌になっていましたね。本当にそれがやっぱり会社の雰囲気を変えるんだっていうことですよね。
先日もちょうど下半期がスタートしたんで当社の中で、下期の方針説明会をしました。そのとき聞いている研修参加者が「うん。やっぱりな。目の輝きが違う」と感じましたね。
かなり意識が変わっていると思います。ある課長がずっと「できない。無理です。こんな売り上げなんて絶対行かない。」という悩みを研修中に出してくれてました。
それはそれでありがたいんですが、最後の方は「いや、もう何とかします」って言っていましたね。無理だとか、そういう発言がなくなりましたよね。むしろ「これから反転攻勢する。」と言ったのはずいぶん変わったと思います。
印象に残っているエピソードはありますか?
最後の研修でまさかの大事件があったのに、みんな笑っていましたからね。普通笑えないところですが、あんまり深刻にならずに「チャーーンス!!」と言いながら対応してましたからね。研修を受ける前だったら深刻になると思うんですよ。
研修中でいうと、やっぱり1人1人が手紙書いて発表のときです。感極まって泣いてしまうところがありました。
彼ってこんな人間なんだと驚きました。日頃の業務の中でも、やっぱり目の輝きが変わってきたメンバーが多いと思います。
弊社の研修について、他の研修とは違うと感じられた点は何でしょうか?
高橋先生の研修は感情に訴えていて、理屈じゃなく心の底から、本人たちも気づいていくところが素晴らしいと思います。私も研修講師を何人も見ていますが、人間としての性格や性質から行う研修は徹底的に感情に訴える傾向はあります。
しかし、高橋先生は理論的な講義と感情に訴える研修を交互に小刻みに折り混ぜた研修スタイルです。例えば、午前中は理論講義で午後は演習で感情に訴えるという訳ではなく、柔軟に速いターンで小刻みに変えているのはすごくいいです。
あとは、やはり研修後に先生が個別面談でフォローしてくれているところです。研修後のPDCAを回す形で、それは1人1人1人にすごく丁寧なフォローで、素晴らしいと思いました。
「ピンチはチャンス」が根付いてきているんじゃないかなと思いますね。
管理職がビジョンを明確に持っていなかった。あの時は高橋先生も困ってましたね
4月は高橋先生もあのとき研修で一番困っているんじゃないかなと思うんですけど、 (管理職として)将来が見込めないというか、ビジョンを持ってないとか、本当に大丈夫なのかと思いました。暗い感じで目も輝いてなかったですね。
ところが、今はもっとピンチな状況ですが、決して暗くないです。新しい方針を説明して問題を解決していこうと将来に向かっていくことに対して、困難なチャレンジが必要なのに、むしろみんな目が輝いて前向きに受け止めています。これは多分半年前の状態で同じ話をしても、響いてなかったんじゃ
ないかと思います。
オブザーブ参加して生の声を聴き現場の実情が把握できた
うちの会社の現場の状況がよくわかりました。通常のマネジメント層から上がってくる報告よりも生の声として聴く場面があり「いや、本当に難しんだな、厳しいんだな、ピンチだな」と思いました。
しかし今、あの時から問題は減ってないです。むしろピンチはどんどん起きています。モグラ叩きのように、モグラを叩く楽しさを持っています。また、ただ叩くだけじゃ駄目で、この先モグラが出てこないように「次にはどうしようか」ってことを考えることが、チャンスになるわけです。その「ピンチはチャンス」が根付いてきてるんじゃないかなと思いますね。
半年前は「大変なんです。大変なんです」って私に訴えたかったと思うんです。
しかし、今はそういうアピールがなくなりましたね。
研修導入事例
セイコータイムラボ株式会社様
実施した幹部養成研修「人が変わりたくなるプログラム」
①集合研修:教えるだけの研修ではなく、実際の現場で起こっている問題を取り扱い、グループ対話により気づきと深い洞察と現実的な改善プランを導く超実践型の研修スタイル
②個別面談:研修では届かない個人別の問題・課題にアプローチ
③日誌:挑戦行動を習慣化するために日誌に取組んでもらい、週次でフィードバック
導入前の課題
• 状況が半年前より今の方がピンチになった。
• メンバーが上機嫌ではなかった。
• 管理職としてビジョンを持っていなくて将来が見込めなかった。
導入の効果
• 研修メンバーが上機嫌で明るくなった。
• 理論的な講義と感情に訴える研修を交互に小刻みに折り混ぜた研修スタイルが良かった。
• 目の輝きが変わってきたメンバーが多くなった。